Breathing

2023 📍タイ
Thailand Biennale 2023

和歌山県・田辺市出身の前田耕平は、展示場所となる古刹「高山寺」で発見された「高山寺式「群馬青年ビエンナーレ2021」2021年7月17日(土)-8月22日(日)群馬県立近代美術館022年3月場所:群馬県立近代美術館土器」に着想を得て、本作を制作。八千年前、この辺りは海に囲まれていたそうだ。高山寺貝塚(1938年発見)は、かつて田辺に生きた海の縄文人を想像させる。展示会場となるこの場所は、高山寺本堂の地下道場に位置する。空間に浮かぶスクリーンは、縄文時代早期の高山寺式土器を模した形である。。大きく口を広げたラッパ状のその姿は、海や山をつなぐ装置のように、またあらゆる生命や時間の呼吸器のように音を奏でる。それは、精霊から神々、そして仏のすまう山が有する祈りや時間、そして智慧の積層を可視化しているといえるだろう。

映像(3チャンネル・9分30秒 / 4分26秒 / 4分26秒)インスタレーション
展示撮影:Shimoda Manabu
参考図書:田辺市史,田辺-ふるさと再見-
協力:エトセトラマリンクラブ,曽我部大剛
音楽:AWAYA
所蔵:アウラ現代藝術振興財団

Thailand Biennale 2023
会期:2023年12月12日-2024年2月28日
場所:シンガクライ・ハウス(Singhaklai House、チェンライ)