2021 📍京都
オープンラボ『かめのま』 前田耕平
HAPSは2019年度より「京都市文化芸術による共生社会実現に向けた基盤づくり事業モデル事業」として、京都駅周辺の崇仁・東九条地域を中心にアートプロジェクトを行ってきました。「多様な人と人がともに生きていく」「世界の中で、人や、人だけでない様々なものが共に生きていく」在り方を、表現を通してアーティストとともに模索し、5年目を迎えました。
2022年度はアーティストの前田耕平を招聘し、京都を流れる高瀬川を起点として実施。土の中でちぢこまっていた生き物たちが春の風を感じて動き始めるー啓蟄(けいちつ)の頃、2021年度の1年間に高瀬川を起点として生じたこと、思考、予感などを共有しあう場「かめのま」をひらいた。アーティストの前田耕平はこの1年間、東九条地域の町家を改装した複合スペースHAPSHOUSEに定期的に滞在し、一部屋を「かめのま」と名付け拠点としてきました。これは空間の名称であり、得た情報や思考を「甕(かめ)」のように貯蔵し、発酵させ、軽やかに運び歩いて見せるイメージから成る概念でもあります。
HAPSHOUSEでは高瀬川を見つめる多領域な視座を得た1年間の取り組みを示すものとして、前田が観察してきたものや、世界の捉え方を共有する装置である甕(かめ)、点描画、映像などを公開。それらをきっかけとした会期中のさらなる出会いを通じて、時に壮大で時に微小な、川をめぐる複数の視点が新たに立ち現れていく。前田は多くの時間を会場や川沿いで過ごし、日々の様子は「かめのま」に蓄積され、会期中に場は変化していきました。
映像(1分43秒 / 17分8秒 / 1時間19分53秒 / 32分08秒)、甕
撮影:中谷利明、石井絢子、前田耕平

オープンラボ『かめのま』 前田耕平
会期:2022年3月5日ー3月21日
会場:HAPS HOUSE 京都市南区東九条東山王町1
主催・企画・制作:一般社団法人HAPS
京都市 文化芸術による共生社会実現に向けた基盤づくり事業 モデル事業
期間:2021年4月ー2022年3月
場所:京都市


















